はじめに
ここ数年で一気に広がった「ノマド」という働き方。カフェやコワーキングスペースで仕事したり、時には海外に滞在しながらリモートで働いたり。
僕自身もWeb系でフリーランスとして活動していて、「どこでも働ける」スタイルには憧れがありました。実際に国内のいろんな場所や、海外ノマドの話を調べていくと、めちゃくちゃ面白い世界が広がってるんです。
今回はそんな「ノマドワーク」について、国内と海外それぞれのスタイルや、必要な準備、最近話題の「ノマドビザ」までまとめていきます。



ノマドワークってそもそも何?
「ノマド」とは、遊牧民の意味。要は 場所に縛られない働き方 のことです。
- カフェでPCを開いて仕事
- コワーキングスペースを転々とする
- 旅先や海外からリモートで案件をこなす
こんなスタイルをしている人は、すでにノマドと呼べます。特にフリーランスやWeb系の人に多いですが、最近は会社員でもリモート勤務を利用して「ノマド的に働く」人も増えてきています。
国内ノマドのリアル
1. カフェノマド
スタバやタリーズなど、電源とWi-Fiがあるカフェで仕事する人は多いです。気分転換になるし、集中できる環境でもあります。ただし混雑時間は長居しにくいので、数時間の作業に向いてます。
2. コワーキングスペース利用
最近は WeWork や BIZcomfort など全国展開しているコワーキングスペースも多いです。
月額契約すれば、どの拠点でも使えるので、都内や千葉・埼玉を行き来する人にはかなり便利。
3. ホテルや温泉地ワーケーション
「ワーケーション」という言葉もよく聞きますね。箱根や熱海、軽井沢などに長めに滞在して、半分仕事・半分休暇というスタイル。僕の周りでも「1週間だけ温泉地で作業した」なんて話をよく聞きます。
海外ノマドの魅力
1. 人気のノマド都市
- バリ島(コワーキングが充実していて物価も安い)
- タイ・チェンマイ(ノマドの聖地と呼ばれる)
- ドバイ(ビジネスチャンスもあり、日本人ノマドも増えてる)
- ポルトガル・リスボン(ヨーロッパノマドに人気)
世界中にノマド向けの環境が整っていて、現地のフリーランサーや起業家と出会えるのも大きな魅力です。
2. コストと生活
アジア圏は物価が安いので、月10万円〜15万円くらいで生活できます。逆にドバイやヨーロッパは物価が高めですが、その分ビジネスチャンスも豊富。
どこを選ぶかは、「快適さ」or「挑戦」 どちらを重視するか次第ですね。
ノマドビザって知ってる?
最近、各国で「ノマドビザ」が注目されています。これは リモートワーカーやフリーランサー向けに、長期滞在を認めるビザ のこと。
例:
- エストニア(デジタルノマドビザ発祥の国)
- ドバイ(1年間のノマドビザあり)
- ポルトガルやスペインでも導入
今までは観光ビザで3ヶ月しか滞在できなかった国でも、ノマドビザを利用すれば1年〜数年住める可能性が広がります。
ノマドワークに必要な準備
1. 安定した収入源
まずはこれが一番大事。Web制作やShopify構築、ライティング、翻訳、マーケティングなど、PC一台で稼げるスキル が必要です。
2. インターネット環境
国内ならポケットWi-Fi、海外なら現地SIMやeSIMを利用。仕事が止まるのが一番怖いので、バックアップ回線は必須。
3. 英語力(最低限)
海外ノマドを目指すなら、英語は避けて通れません。完璧でなくても、コミュニケーションできるレベルがあると安心です。
4. フリーランスとしての仕組み
請求書、税金、保険など、日本での基盤を整えてからノマドに出るのが安心です。
これからノマドを目指す人へ
最初から海外に飛ぶのもアリですが、まずは国内で「カフェノマド」や「ワーケーション」を試してみると感覚がつかめます。
僕自身もまだ国内中心ですが、ShopifyやWeb系の案件は完全リモートで進められるので、海外ノマドも視野に入れています。
ノマドは単なる流行ではなく、これからのスタンダードな働き方になる可能性が大きいです。
自由度は高いけど、自己管理とスキルが必要。だからこそ面白い。
まとめ
- ノマドワーク=場所に縛られない働き方
- 国内ならカフェ・コワーキング・ワーケーション
- 海外はアジアからヨーロッパまでノマドの聖地がある
- ノマドビザで長期滞在がしやすくなってきた
- 収入源とネット環境、そして最低限の英語は必須
「どこでも働ける」って聞くと夢のようですが、実際は準備や努力があってこそ。でもその先には、めちゃくちゃ自由でワクワクする働き方が待っています。



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