はじめに
フリーランスやノマドワーカーという言葉を聞くと、「20代や30代の若い人がやっているイメージ」を持つ人が多いかもしれません。実際にSNSやYouTubeで情報を発信しているのは若い世代が目立ちますよね。
でも、実は40代・50代でフリーランスやノマドに挑戦する人がじわじわ増えてきています。僕自身も40代で「このまま会社に依存していていいのか?」と考え始めて、フリーランスの道を選びました。結果として、時間と場所に縛られない自由な働き方に大きな魅力を感じています。
この記事では、40代・50代からフリーランスやノマドワーカーになるリアルな生活やメリット・デメリット、実際にやってみて感じたことを体験談ベースでまとめてみます。
40代・50代からノマドを始めたきっかけ
正直に言うと、若い頃は「安定こそ正義」と思っていました。会社に勤めて、毎月の給料をもらって、ボーナスで家族旅行に行く。そんな生活が当たり前でした。
でも、40代に入ると会社の将来や自分のキャリアに不安を感じ始めます。役職についたとしても責任が増えるばかりで、自由な時間は減っていく。50代になると、今度は「定年後どうする?」という現実的な問題が見えてきます。
僕の場合、「このまま定年まで会社にいるより、自分の力で稼ぐスキルを身につけたい」という思いが強くなり、フリーランスとしてWebやShopify構築の仕事を始めました。最初は副業からでしたが、徐々に案件が増え、いまは完全リモートのノマドワーク中心です。

ノマド生活の魅力
1. 場所に縛られない
カフェやコワーキングスペース、時には旅先のホテルでも仕事ができます。僕は千葉に住んでいますが、時々湘南や九十九里に行って、朝はサーフィン、昼はカフェで仕事…なんて日もあります。これがサラリーマン時代には絶対できなかった自由さです。
2. 時間のコントロール
「今日は午前中に集中して仕事して、午後は家族と出かける」そんな働き方ができるようになりました。40代・50代は親の介護や子供の進学などライフイベントも多いですが、フリーランスなら柔軟に対応できるのが大きなメリットです。
3. 海外ノマドも視野に
最近は「ノマドビザ」を出す国も増えています。たとえばドバイ、タイ、ポルトガルなど。僕の周りにも50代で海外ノマドに挑戦している人がいます。「定年後に海外移住」ではなく「今から海外でも仕事する」という選択肢があるのはワクワクしますよね。
大変なこと・現実的な壁
もちろん、いいことばかりではありません。
- 収入が不安定
最初は本当に案件が来ませんでした。クラウドソーシングで提案しても50件中1件通ればいいほう。貯金を切り崩しながらやりくりした時期もあります。 - 自己管理が必須
自由=自己管理です。ついNetflixやYouTubeを見てしまって、気づけば1日が終わることも…。僕はGoogleカレンダーで「仕事ブロック時間」を設定して強制的に集中しています。 - 孤独感
オフィスのように仲間がいないので、孤独を感じることがあります。これは意識的にコミュニティに参加したり、コワーキングに通うことで解消できます。
40代・50代ノマドにおすすめの仕事
僕が実際にやっている、または周りで人気がある仕事をいくつか紹介します。
- Web制作・Shopify構築(パソコン1つでできる)
- ライティング・翻訳(経験を活かしやすい)
- マーケティング支援(企業は経験豊富な人材を求めている)
若い人に比べて体力勝負は難しいですが、40代・50代ならではの「経験」「落ち着き」「交渉力」が武器になります。
実際の生活リズム(僕の場合)
- 朝6時:起床、サーフィン or 散歩
- 午前:カフェで案件作業(Web構築や打ち合わせ)
- 昼:自宅で食事orカフェでランチ
- 午後:クライアント対応、ブログ執筆
- 夕方:自由時間(買い物、読書)
- 夜:再度少し仕事、もしくは映画
こうして見ると、会社員時代より「生活と仕事のバランス」が取れているのが実感できます。
まとめ
40代・50代でフリーランスやノマド生活を始めるのは、正直ハードルがあります。でも、やってみると「もっと早く動けばよかった」と思うくらい充実しています。
- 場所や時間に縛られない
- 経験を活かせる仕事がある
- ライフスタイルを自由に設計できる
もちろんリスクもありますが、それ以上に「自分の人生を自分で選んでいる実感」が大きいです。
僕は千葉・柏を拠点に活動していますが、これからも国内・海外問わずノマドライフを続けていくつもりです。



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