はじめに
「1人でECなんて無理じゃない?」と思う方、多いですよね。だけど、実際僕も最初はメール対応から商品登録、ストア構築まで全部1人でやっていました。夜中までコードを直しながら、「これで売れなかったらどうしよう」って不安でいっぱいでした。
でも、小さな工夫と継続で、少しずつ売上が積み重なっていきました。「月商10万円→30万円→50万円…」とステップアップできた経験から、「1人でも年商1000万」は決して高すぎる目標じゃないと確信しています。
この記事では、具体的な数値や他の小規模事業者のデータ、僕自身の失敗と成功体験も織り交ぜながら、初心者にもわかりやすい戦略をまとめます。
1人法人に関してはこちらの記事↓
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小規模ECの強みと弱み(データ付き)
調べたところ、小規模EC(商品数20〜50、1人運営または数人体制)の平均月商は 10万〜30万円 が多いです。そこから脱却して100万円を超える事例は全体の20〜30%程度。だから「1000万」は少し上のステージですが、到達可能な範囲です。
強み
- 意思決定が早い → キャンペーンや商品の方向転換がスムーズ
- 顧客に近い距離 → リピーターになりやすい
- コストが抑えられる → 在庫少なめ・広告控えめでも始められる
弱み
- リソース不足 → 一人であらゆる作業をこなす必要がある
- 資金力の限界 → 広告を大きくかけにくい
- 継続と体力の問題 → 疲れが貯まりやすい
僕も、「写真撮影を外注したらコストがかかりすぎて利益が狭まった」「注文対応・問い合わせ対応で夜が潰れた」など、弱みを痛感しました。
2025年版、EC市場の成長と将来性はこちらの記事↓

年商1000万へのシンプル戦略(追加アイデアあり)
1. 売れ筋商品を厳選する
商品数を広げすぎると在庫管理・広告費・写真撮影などすべてで爆発的にコストがかかります。
僕は最初25商品を扱っていたのを5商品に絞ってから利益率と回転率が明らかに改善しました。
2. Shopifyと自動化ツールを駆使する
- Shopifyテーマのテンプレート活用
- メタフィールドで商品情報をデータ化(成分表、FAQなど)
- 自動在庫管理アプリ・自動メール送信ツールを導入
例えば、メール開封率やカート放棄率の改善にKlaviyoを使ったところ、放棄カートからの回収率が約15%向上しました。
3. SNS vs ブログでの集客バランス
僕のケースでは、Instagram投稿での拡散だけでなく、ブログ記事で競合が少ないロングテールキーワードを狙ったところ、Google検索からの流入が月5,000PVを超えて、それが売上の30%以上を占めるようになりました。
4. リピーター重視の顧客対応
- 注文ありがとうメールに個人の名前を添える
- リピート購入者には少し割引を出すクーポンや特典
- 顧客の声(レビューやアンケート)を商品ページに反映
これは数百円のコストでも信頼を作る大きな投資です。
5. PDCAを高速で回す
- 毎月売上・アクセス・人気商品をShopifyとGoogle サーチコンソールで確認
- 月初に改善点を洗い出し → 月末に効果をチェック
- 「何が効いたか」を小さな指標で測る(例:Instagramでのリンククリック率、ブログ記事の滞在時間など)
成功体験+具体例
成功体験A:ヘアケアブランド(1人社長)
- 取り扱い商品:オーガニックヘアオイル2種、シャンプー1種
- 月商初期:約10万円(SNS投稿中心)
- 改善:Instagram広告少額で試し、写真の質を上げる → 月商50万達成
- その後:ブログで「ヘアケア 成分 比較」の記事が上位表示 → SEO流入が伸び、月商70万円の状態が定常に
成功体験B:コーヒー豆D2C(小ロット生産)
- 商品数は3種類。包装にこだわり、ブランド感を出した
- SNSでフォロワーとのコミュニケーションを重視
- 年商が1000万近くになるまでにかかったのは2年。初年度は500万程度
どこで学ぶか/参考リソース(追加)
- Shopify公式ドキュメント:Liquid、テーマ構築、アプリ連携の基礎
- UdemyやYouTubeで「Shopifyテーマカスタマイズ」「EC売上アップ」の講座
- デイトラ:実践課題付きで初心者から実務感覚を掴める
- コミュニティ(Facebookグループ、Slack、Discord)で実例や質問を共有
まとめ
- 一人社長・小規模ECにも年商1000万は十分可能
- コツは「集中」「自動化」「顧客との近さ」「データでの改善」
- 小さな成功体験を積み重ねることがモチベーションを保つ鍵
あなたも今日から「どの1商品を伸ばすか」「どのSNSをまず使うか」を決めれば、1000万への道は始まります。
個人ECでの初期売上やデータはこちらの記事↓


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