MENU

日本と海外の就業時間・休日の違いを比べてみた

日本と海外の就業時間の違いを解説する画像

こんにちは。今日は「働き方の違い」についてちょっと深掘りしてみます。
僕自身、副業で海外クライアントとやり取りすることが増えてきて、「あれ?海外って働く時間や休みの感覚、全然違うな」と思うことがよくあります。

これから海外で働きたい人や、リモートで海外の会社とやり取りしたい人にとっては、けっこう大事なテーマかもしれません。
というわけで今回は、日本と海外の就業時間・休日の違いを、できるだけわかりやすくまとめてみました。


目次

日本の就業時間と休日って?

まずは僕たちが普段働いている日本から。

  • 基本の勤務時間:9時〜18時(休憩1時間)
  • 残業文化:なんだかんだで19時〜20時まで残っている人も多い
  • 休日:土日休みが主流
  • 祝日:年間16日ほど。世界的に見ても多め

日本は「祝日大国」と言われることもあるんですよね。1月の成人の日とか、5月のゴールデンウィーク、9月のシルバーウィーク…と、ポンポン休みがある。
ただし、休みが多い割に「有給を取りづらい」という声が多いのも日本の特徴。厚労省のデータを見ると、有給休暇の取得率は50%前後と、まだまだ低めです。

つまり日本は「祝日で調整しつつ、残業も多い」というスタイル。


アメリカの就業時間と休日

続いてアメリカ。
こちらは「働くときは働く、休むときはしっかり休む」の典型です。

  • 勤務時間:9時〜17時が基本
  • 残業:もちろんあるけど、日本ほど「残業して当たり前」ではない
  • 休日:土日休みが一般的
  • 祝日:年間10日程度と少なめ
  • バケーション文化:有給をしっかり使って、夏に2週間〜1ヶ月まとめて休む人も普通

アメリカでは「祝日は少ないけど、そのぶんバケーションを長く取る」って感じです。
クリスマスやサンクスギビングの時期になると、1週間以上休むのも当たり前。

リモートでアメリカの会社とやり取りしてると、「え、今週1週間オフィス閉まってるんだ?」なんて驚くことも。


ヨーロッパの就業時間と休日

ヨーロッパは「働き方改革の本場」と言ってもいいですね。

  • 勤務時間:9時〜17時か、8時〜16時くらいが多い
  • 残業:基本的に少ない。残業は労働法で厳しく制限されている国もある
  • 休日:土日休み
  • 祝日:国によって違うけど10〜15日程度
  • バケーション:夏に3週間〜1ヶ月の休暇を取るのが普通

特にフランスやドイツは「バケーション大国」。夏になると、街から人が消えるんじゃないかってくらいみんな休む(笑)。
逆に日本の感覚で「お盆の週くらいちょっと休むかな」と思っていると、海外の取引先は「3週間オフィス閉まります」なんてこともあります。


中東(UAEやサウジなど)の就業時間と休日

ちょっと変わり種として中東も紹介しておきます。

  • 勤務日:日曜〜木曜
  • 休日:金曜・土曜
  • 勤務時間:9時〜18時が多いけど、ラマダン期間は短縮されることも

そう、中東は「金曜休み」なんです。イスラム教の安息日が金曜なので、日本や欧米と週末の感覚が違うんですよね。
海外クライアントとやり取りしてると、「金曜に連絡したら既読すらつかない…」なんてこともあります。


日本と海外の比較まとめ

項目日本アメリカヨーロッパ中東
勤務時間9〜18時(残業多め)9〜17時8〜16時 or 9〜17時9〜18時
休日土日+祝日多め土日+祝日少なめ土日+祝日10〜15日程度金土
バケーション有給取りにくい夏に長期休暇あり夏に3週間〜1ヶ月休暇ラマダン期間は短縮勤務

海外クライアントと働くときの注意点

実際に僕が副業で海外の案件をしていて感じるのは、やっぱり「時差」と「休日感覚の違い」。

  • 日本の祝日でもアメリカは普通に仕事
  • ヨーロッパは夏に3週間休むから、その間に案件が進まない
  • 中東は金曜が休みだから、金曜に打ち合わせを入れるとドタキャンされる(笑)

これ、最初はかなり戸惑いました。でも慣れてくると「相手の文化に合わせる」感覚が身についてきます。


海外就業を考えている人へのアドバイス

  1. 自分の生活リズムを崩さないようにする
     時差対応で夜中にミーティング…なんてこともあるけど、無理しすぎると長続きしないです。
  2. 相手の休暇シーズンを把握する
     夏・クリスマス・ラマダンなど、国ごとの「止まる時期」がある。そこを見越してスケジュールを立てると安心。
  3. 日本の強みを活かす
     日本人は「レスが早い」「丁寧」とよく言われるので、これは武器になります。時差のハンデを逆手に取って「寝ている間に対応完了」なんてのもアリ。

まとめ

日本と海外では、就業時間も休日の感覚もけっこう違います。
「日本は祝日が多いけど残業が多い」「欧米は祝日少ないけど休暇はしっかり」「中東は休日の曜日が違う」…このあたりを知っておくだけでも、働きやすさはだいぶ変わります。

僕自身、海外の人と仕事をする中で「働き方の違い=文化の違い」だと実感しました。
これから海外就職やリモート案件を考えている人は、ぜひ「就業時間」と「休日」の違いを頭に入れておくといいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次