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[2025年版]ShopifyのLiquid学習方法まとめ|初心者が3日で理解できる学び方

Shopifyのliquidの学び方を解説する画像

はじめに

Shopifyでストアを構築していると、必ず出会うのが「Liquid」という言語。テーマをカスタマイズしたり、動的にデータを呼び出したりするために必要不可欠な存在です。

ただ、僕も最初に触ったときは「HTMLやCSSはわかるけど、Liquidは何者?」と感じました。独特な書き方やタグが多く、最初は戸惑うことも多かったです。

この記事では、Liquidとは何か?どんな使い方をするのか?学習方法は? を初心者目線で解説します。さらに、実際に学んでみて「ここでつまずきやすい」「こうすると理解が早い」というポイントも紹介していきます。


目次

Liquidとは何か?

Liquidは、Shopifyが採用しているテンプレート言語です。ざっくり言うと「データを呼び出すための橋渡し役」。

  • HTML + CSS:見た目を作る部分
  • Liquid:Shopifyのデータを引っ張ってくる部分

たとえば商品ページなら、

{{ product.title }}

と書けば商品名が自動的に表示されます。

つまり「デザインとデータをつなぐ言語」というイメージです。


Liquidでよく使う基本構文

1. 出力(Output)

{{ product.title }}
{{ product.price }}

「{{ }}」で囲むとデータを表示できます。

2. オブジェクト(Objects)

Shopifyのデータベースから呼び出せる変数のようなもの。

  • product(商品)
  • collection(コレクション)
  • cart(カート)
    など。

3. フィルター(Filters)

データを加工するための仕組み。

{{ product.title | upcase }}

→ 商品名を大文字に変換。

4. タグ(Tags)

条件分岐やループ処理に使います。

{% if product.available %}
  在庫あり
{% else %}
  売り切れ
{% endif %}
{% for product in collection.products %}
  {{ product.title }}
{% endfor %}

→ コレクション内の商品を一覧表示。


Liquid学習のステップ

ステップ1:基礎を押さえる

まずは「オブジェクト」「フィルター」「タグ」の3つを理解しましょう。公式ドキュメントを流し読みして、どんな種類があるかざっと把握するのがおすすめです。

ステップ2:テーマエディタで触ってみる

実際にShopifyのテーマ(DawnやCraftなど)を開いて、コード編集画面を覗いてみましょう。「あ、ここでLiquidが使われているんだ」と気づくだけでも理解が進みます。

ステップ3:小さなカスタマイズをやってみる

例:商品ページに在庫数を表示する

残り {{ product.inventory_quantity }} 点

このくらい簡単な変更から始めると、コードの動きが体感できます。

ステップ4:応用カスタマイズに挑戦

  • タブ切り替えUIをLiquidで制御
  • カートページにおすすめ商品を表示
  • メタフィールドを読み込んで商品詳細に反映

この辺りまで触れると「Liquidがわかってきた!」と実感できます。


学習リソースまとめ

  • Shopify公式ドキュメント
    https://shopify.dev/ でLiquidの基礎解説あり
  • Shopifyテーマのコード
    → 実際のコードを読むのが一番勉強になる
  • YouTubeやブログ記事
    → 日本語解説も多くなってきたので助かります
  • 自分のストアで試す
    → 手を動かすのが何よりの近道

つまずきやすいポイントと対処法

  • エラーが出ても原因が見えにくい
    → {% endif %} や {% endfor %} を閉じ忘れていることが多い。
  • 変数の使い方が混乱する
    → product, products, collection, cart などを整理して覚える。
  • 翻訳と混同しやすい
    → Liquidはあくまで「データを扱う言語」。翻訳や多言語化は別の仕組み。

僕も最初は「なぜ出力されない?」と何度も悩みましたが、コードをコピーして少しずつ削っていくと原因がわかりやすかったです。


フリーランス目線でLiquidを学ぶメリット

  • 案件の幅が広がる:テーマ編集だけでなく、クライアントの要望に応じたカスタマイズが可能。
  • 単価が上がる:ただの「設定代行」ではなく「カスタマイズ提案」ができるようになる。
  • 海外案件にも対応できる:Liquidは世界共通の仕組みなので、どの国のShopifyでも使える。

どこでLiquidを学ぶ?おすすめの学習場所

1. Shopify公式ドキュメント(英語/日本語あり)

  • Shopify Dev Docs
    Liquidのリファレンスが網羅されていて一番信頼できる情報源。
    最初は少し難しいですが、実際のコード例もあるので「実際どう使うのか」が理解しやすいです。

2. 公式テーマ(Dawnなど)のコードを読む

無料テーマのコードを開いて、「どこでLiquidが使われているか」を確認するのが一番の学習方法。

  • product.json
  • collection.liquid
  • cart.liquid
    などを見ると、実際のデータ取得の書き方が学べます。

3. 国内の学習スクールや教材

  • デイトラ Shopifyコース
    → 実案件に近い構築体験ができる。SNSで学習者が成果を共有しているのも励みになります。
  • Udemy(ユーデミー)
    → ShopifyやLiquidに特化した講座もあり。安いときに購入するとコスパが高いです。

4. YouTube・ブログ記事

英語圏の動画は量が多いですが、最近は日本語解説も増えてきました。
実際に手を動かしながら学ぶのに最適です。

5. コミュニティで質問する

  • Shopify Community(公式フォーラム)
  • Twitter / X で「#Shopify制作」などのハッシュタグ
  • SlackやDiscordのフリーランスコミュニティ

他の人の質問を見て「自分も同じことでつまずいていた!」という発見が多いです。

まとめ

Liquidは最初こそとっつきにくいですが、基本を理解すれば「Shopifyを自由に操る魔法のようなツール」になります。

  • 出力 → オブジェクト → フィルター → タグの流れで学ぶ
  • 実際のテーマを触って少しずつカスタマイズ
  • 小さな成功体験を積み重ねる

これだけで、Shopifyの世界がぐっと広がります。僕自身もLiquidを理解したことで案件の幅が広がり、より自由にストアを作れるようになりました。

Liquidを学ぶときは「読む」より「触る」のが一番早いです。
ドキュメントで基礎を理解 → テーマでコードを確認 → 自分のストアで小さな改修、の流れが王道です。

これから学ぶ人はぜひ「小さな一歩」から始めてみてください。

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