**2026年5月20日、東京・京橋のTODA HALL & CONFERENCE TOKYOで開催されたClassmethod Forum。**定員1,500名、参加無料というスケールのこのイベントに参加してきました。
正直に言います。美容師歴13年、現在クラウドエンジニアへのキャリアチェンジを目指して勉強中の自分が、こんな場所に足を運ぶ日が来るとは思っていませんでした。疲れました。でも、それ以上に得るものがあった一日だったので、レポートとして残しておきます。
Classmethod Forumとは?
クラスメソッド株式会社が主催するこのフォーラム、テーマは「事業会社のリアルとAIで描く未来」。
単なる成功事例の発表会ではなく、「現場の知恵」と「実現する技術」を両方持ち帰れる場として設計されていました。10社を超える事業会社が、AI活用における試行錯誤の過程やぶつかった壁を率直に語るというコンセプトです。
会場は東京メトロ銀座線「京橋」駅から徒歩3分。アクセスも良く、朝10時15分から受付が始まり、夜の懇親会まで丸一日のイベントでした。
豪華すぎる登壇企業一覧
まず驚いたのが登壇企業のラインナップです。
事業会社(ケーススタディ): 三菱UFJ銀行、サントリー、京セラ、コクヨ、ロッテ、サンリオ、graniph、ベイシアグループ、千葉ロッテマリーンズ、GovTech東京、スターバックス コーヒー ジャパン
テクノロジー企業: AWS(アマゾン ウェブ サービス)、Microsoft、Google Cloud、NVIDIA、Anthropic
金融、製造、小売、スポーツ・エンタメ、公共と、あらゆる業種の企業が一堂に会する場はなかなかありません。普段のニュースやCMでよく目にするような企業が、これほどAWSをはじめとしたクラウドを積極的に活用しているということを、改めて肌で感じることができました。
セッションの内容
会場はA・B・Cの3つに分かれており、テクノロジー、金融、小売流通、スポーツ・エンタメ、製造、公共など多岐にわたるテーマで同時進行していました。気になったセッションをいくつか紹介します。
AWS「Amazon/AWSが実践するAI時代の経営と開発」
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 常務執行役員 技術統括本部長の巨勢泰宏氏によるオープニングセッション。
「直線的な成功はウソだ」というAmazon CEOの言葉が印象的でした。AIを既存の工程に「追加」するだけでは改善は10〜20%にとどまるが、AIを前提にプロセス自体を「再設計」すれば10倍、20倍の成果が生まれるという考え方。クラウドエンジニアを目指している立場からも、非常に刺さる内容でした。
スターバックス コーヒー ジャパン「技術は、顧客体験になるか」
スターバックステクノロジー本部の伊草博之氏のセッション。クラスメソッドと10年以上共創してきた軌跡を振り返りながら、グローバルのスターバックスが先行するAI活用事例と、日本が現在進めるAI活用の方向性を率直に語っていただきました。「技術を顧客体験へつなげること」という問いはAI時代になっても変わらないというメッセージが心に残りました。
Microsoft「Agent導入の第一歩:業務改革とセキュリティ」
日本マイクロソフト株式会社 Microsoft Innovation Hub Japan Lead 業務執行役員の榎並利晃氏によるセッション。単なる業務効率化ではなく、AIファーストを前提とした業務プロセスそのものの再設計が求められているという話。Agent導入によって顕在化する新たなセキュリティリスクについても具体的に解説されており、実務に直結する内容でした。
サントリー「グループのIT変革と進化する開発基盤の取り組み」
サントリーホールディングスのデジタル&AIテクノロジー部の矢澤薫氏が登壇。クラウドネイティブを前提としたシステム開発の変革、DevSecOpsや認証認可の整備など、大企業がどのようにIT変革を進めているかのリアルを聞くことができました。
Anthropic「Claudeが変える仕事の未来」
Anthropic Japan合同会社 パートナー アライアンス ディレクターの津谷由里氏によるセッション。Claudeがエンタープライズ領域で支持される理由として、高い日本語精度、長文・複雑タスクへの対応力、安全性を開発の核に据えたAnthropicのアプローチが紹介されました。AI活用を「試している」から「成果が出ている」へ引き上げるためのヒントが詰まったセッションでした。

クラスメソッド「AI駆動開発の最前線 開発サイクルはどう変わるのか」
クラスメソッド株式会社の佐藤智樹氏によるセッション。AIコーディングエージェントの登場により、要求分析・要件定義から設計、実装、テスト、運用まで開発サイクル全体が大きく変わり始めているという話。権限やガードレールの設計といった具体的な技術要素も交えながら、AIエージェント時代の新しい開発サイクルの実践例が解説されました。
一番刺さった学び:AIへの投げかけ方で結果が変わる
今回参加して個人的に最も印象に残ったのは、AIに対する要件定義の重要性です。
AIに何かを頼むとき、曖昧な投げかけをすると結果も曖昧になる。一方で、目的・条件・制約・期待するアウトプットをしっかり整理してから投げかけると、完成度が格段に上がる。
これはプロンプトエンジニアリングの話でもありますが、本質は「自分が何を求めているかを明確にする」ということだと思います。AIを使いこなすためには、まず自分の思考を整理する力が必要。それはエンジニアリングの世界でいう「要件定義」そのものです。
クラスメソッドの凄さを改めて知った
今回参加して、クラスメソッドという会社の存在感を改めて実感しました。スターバックスが10年以上共創を続けているパートナーであることからも、その信頼の厚さが伝わってきます。AWS、Anthropicといったテクノロジー企業との連携も深く、日本のクラウド・AI活用を支える重要なプレイヤーだということがよくわかりました。
定員1,500名が増席されるほどの人気イベント。それだけ多くの企業や個人がAIとクラウドの活用に真剣に向き合っているということでもあります。

まとめ
美容師として13年間ハサミを握ってきた自分が、AI・クラウドのカンファレンスに参加する日が来るとは、数年前には想像もしていませんでした。
でも、今回感じたのは「この波は本物だ」ということです。サントリー、スターバックス、三菱UFJ銀行、コクヨ…誰もが知る大企業がこれほどクラウドとAIを活用している現実は、クラウドエンジニアという職種の需要が今後も拡大し続けることを示しています。
現在AWS SOA-C03の取得に向けて勉強中ですが、今日の経験がまたひとつモチベーションになりました。クラウドエンジニアへのキャリアチェンジ、絶対に成功させます。
Classmethod Forum「事業会社のリアルとAIで描く未来」 開催日:2026年5月20日(水)11:00〜19:00 会場:TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋) 主催:クラスメソッド株式会社
Sonnet 4.6
Claude は AI のため、誤りを含む可能性があります。回答内容は必ずご確認ください。

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